はじめに

ようこそ。

 

この場は、書籍、音楽、映画、雑感、などなど、今の自分がどんなことを考え、どんなことに興味をもっていたのか、後で見返すためのもの…?

 

じゃあわざわざブログとして世に出さずともよいではないか、日記でもつけとけ、と心の中の別の自分が騒いでおりますし、後々このブログの方向性がわからなくなることを避けたいということもありますので、少々。

 

平安時代において、日記とは他人が見る可能性のあるもの、さらに言えば他人に見せる前提のものであったそうです。

されど世は平成、日記とは自分以外の人に見せるつもりがないものなのではないでしょうか。それゆえに、書きたいことを書きたいように書く。歓喜も悲哀も罵倒もなんでも。まあ心の中の別の自分がかえってそれを統制する場合もあるでしょうが。

かく云う自分も、昨年度は日記なるものをつけておりました。毎日ではありませんが。その中には、向こう一か月の目標など完全に自分の中で完結するものもありましたが、いくつか、自分以外の人にも共有したい、と思いながら書いたものもありました。

 

自分以外の人にも共有したい、これをこのブログの原点にします。ただ、今の自分自身を知ってもらう、というよりは、今の自分の考えを知ってもらう、というニュアンスです。そもそも、「人に見られている」ということが潜在意識として存在する以上、「自分自身を知ってもらう」というのは「自分自身の理想像を知ってもらう」ということにすり替わりがちです。だから、「自分自身を知ってもらう」という方へ進むべきではない、と。それよりも、ふと思ったこと、触れてよかったコンテンツ、などを、できるだけそのまま、脈絡なく書いていきたいです。ただし、共有したいものだけ。

また、自分以外の人とは誰か、といえば、親しい一部の方々や、ネットサーフィン中に偶然通りかかった方々、でしょうか。

 

今まで、旅行記のブログ、ゲームの攻略ブログ、受験ブログ、書評ブログ、などなど、様々なブログを読んできましたが、共通する大元の感想は、「書き手は、読者を想定しており、また同時に読者に存在してほしいのだろう」というものです。ここに素直になれないブログには、読んでいて違和感を覚え、ゆがんだ印象を受けました。ですから、このブログはそこに素直でありたい。共有したいことがあり、読み手がいるからこそのブログ。じゃなかったら日記でやれ。ところで日記における読者とは未来の自分ってことですかね。

 

 

ちなみに現在2017/1/15 3:05です。この記事が常に最新であるような日時に投稿したことにしました。いつ飽きるかな。